テスラの「Model Y L」に実際に試乗してきました。
しかも、自分はまだ免許を取ったばかり。
正直、試乗する前は
「シフトレバーがないけど大丈夫?」
「操作方法が普通の車と違いすぎない?」
「そもそも初心者がいきなりテスラを運転できるの?」と、かなり不安でした。
ところが実際に運転してみると、最初こそ戸惑ったものの、想像していた以上に運転しやすい。
むしろ30分ほどの試乗でも「普通の車に戻ったら逆に違和感ありそう」と思う部分までありました。
こんにちはワイユーどっとこむ。のゆうきです。ガジェットの面白さを皆さんと一緒に楽しみながら学んでいます。 今回は、免許取りたての初心者目線でModel Y Lに試乗して感じたことをまとめます。
掲載写真について
今回、Model Y Lの試乗中は安全を優先していたため、車両の写真を十分に撮影できませんでした。そのため、本記事では一部「Model Y」の写真をイメージとして使用しています。
実際に試乗した車両は「Model Y L」です。Model Y Lとは外観・ボディサイズ・仕様などが異なる部分がありますので、あらかじめご了承ください。

まず実車を見て驚いた。「思ったよりデカい」
最初にModel Y Lを見たときに感じたのが、
「思ったより大きい!」
ということ。
【Model Y Lのボディサイズ】
今回試乗したModel Y Lは、通常のModel Yよりも大型化された6人乗りモデルです。
| 項目 | テスラ Model Y L |
|---|---|
| 全長 | 4,970 mm |
| 全幅 | 1,980 mm(ミラー格納時) |
| 全高 | 1,670 mm |
| 最低地上高 | 169 mm |
| 車両重量 | 2,090 kg |
| 乗車定員 | 6人 |
| ホイール | 19インチ |
| 駆動方式 | デュアルモーターAWD |
写真や動画で見ているとスマートなSUVという印象でしたが、実車を見ると横幅も高さもかなり存在感があります。
特に免許を取ったばかりだと車幅の感覚にまだ慣れていないので、
「これをいきなり運転するのか……」
という緊張感はありました。
ただ、デザインはかなり好み。
個人的には旧型Model Yのライトより、新型の一直線につながったようなフロントライトのほうが未来感があってカッコいいと感じました。
駐車場に停まっているだけでも、かなり目立つクルマです。
車内がシンプルすぎる。最初は逆に不安

ドアを開けて運転席に座ると、まず驚くのが車内のシンプルさ。
物理ボタンがとにかく少ない。

中央に大きなディスプレイがあり、基本的な操作をそこへ集約しています。
普段のクルマにある、
・メーター
・大量のスイッチ
・エアコン操作パネル
・シフトレバー
といったものがほとんど見当たりません。
最初は、
「本当にこれだけで大丈夫なの?」
と少し不安になります。
ところが実際に走り始めると、意外と問題ありませんでした。
必要な情報はディスプレイで確認できますし、慣れてしまえばシンプルなのはむしろメリットなのかもしれません。
今回、特に新鮮だったのがシフト操作です。
自分がこれまで運転してきたクルマでは、当然シフトレバーがあります。
ところがModel Y Lでは、発進するときの操作からして違います。
ドライブモードの切り替えなどをディスプレイ上で操作するため、最初はかなり戸惑いました。
「え、どうやってDに入れるの?」
というところから始まります。
ただ、一度操作方法を理解すると意外と簡単。
試乗中には普通に操作できるようになりました。
一方で少し気になったのがタッチ操作。
例えば、
「手が濡れているときはちゃんと反応するのか?」
という疑問は残りました。
物理的なシフトレバーなら手探りでも操作できますが、タッチパネル中心のクルマではそういった部分も気になります。
EVってここまで静かなの?ほぼ空調の音しか聞こえない
走り始めてかなり衝撃だったのが静粛性。
これまで日産e-POWERなども運転したことがありますが、モーターの音などは多少聞こえました。
ところがModel Y Lは、
「え、走ってるよね?」
と思うくらい静か。
もちろん路面状況などによってロードノイズはありますが、街中を普通に走っていると、とにかくパワートレイン由来の音が少ない。
むしろ車内では空調の音のほうが気になったほどです。
エンジン音があるクルマに慣れていると、最初は不思議な感覚でした。
アクセルを踏んだ瞬間の感覚がかなり自然
テスラというと、
「加速がものすごい」
というイメージを持っていました。
確かにアクセルを踏めばかなり力強く進みます。
ただ、個人的に印象的だったのは単純な速さよりも、
「進みたいと思ったときに、そのまま進んでくれる」
という感覚でした。
アクセルが重すぎるわけでもなく、踏んだ量に対してクルマが素直に反応してくれる。
この感覚が自分にはかなり合っていました。
免許取りたての自分でも、アクセル操作そのものに怖さはあまり感じませんでした。
もちろん高出力なクルマなので、踏み込みすぎには注意が必要です。
ほとんどブレーキを踏まなかった
そしてModel Y Lで一番衝撃だったのがこれ。
ブレーキペダルをほとんど踏みませんでした。
アクセルから足を離すと減速するため、通常の街乗りではアクセルペダルの操作だけで速度をかなりコントロールできます。
いわゆるワンペダルドライブに近い感覚です。
最初は、
「アクセルを離しただけでこんなに減速するの?」
と驚きました。
でも慣れてくるとかなり楽。
信号が赤になったら早めにアクセルを戻して減速し、そのまま停止へ持っていく。
普通のガソリン車のように、
アクセルを離す
↓
ブレーキへ足を移す
↓
ブレーキを踏む
という操作が大幅に減ります。
特に街中ではかなり快適でした。

クリープ現象がないのも新鮮
普通のAT車では、Dレンジに入れてブレーキから足を離すとクルマがゆっくり前へ進みます。
いわゆるクリープ現象です。
これに慣れていると、テスラの停止時の感覚はかなり新鮮でした。
停止したあと、勝手にズルズル進んでいかない。
最初は違和感がありますが、慣れてくるとこちらのほうが自然にも感じてきます。
ワンペダル的な操作と組み合わさることで、
「アクセルペダルでクルマを動かしている」
という感覚がかなり強くなります。
ATよりも「MTのエンジンブレーキ」に近い感覚だった
個人的にかなり運転しやすいと感じた理由が、アクセルを離したときの減速感です。
これまで乗ったAT車では、アクセルから足を離してもエンジンブレーキが比較的弱く、そのままスーッと進んでいく感覚がありました。
一方、MT車ではギアが入っている状態でアクセルを離すと、AT車よりもエンジンブレーキを強く感じることがあります。
Model Y Lを運転していて、
「これ、MTでアクセルを離したときの感覚にちょっと似てるかも」
と思いました。
もちろんテスラはEVなので、実際に働いているのはエンジンブレーキではなくモーターによる回生ブレーキです。
ただ、運転している側の感覚としては、アクセルを戻すとしっかり減速してくれるので、MT車のエンジンブレーキに少し近い印象でした。
特に信号などで停止するときは、早めにアクセルを戻すだけで自然に速度が落ちていきます。
AT車のように、
「アクセルを離したのに、まだ結構進むな」
という感覚が少ない。
MT車でエンジンブレーキを使いながら速度を落としていく感覚に慣れていた自分としては、むしろテスラのほうが停止までの速度を調整しやすく感じました。
AT車より特殊なはずなのに、MT車に乗っていた自分には意外と馴染みやすかった。
これは実際に運転してみて初めて気づいたポイントでした。
免許取りたてでも意外と運転できた
今回の試乗で個人的に一番意外だったのは、
操作方法が普通のクルマと大きく違うのに、意外とすぐ運転できたこと。
最初は、
「シフトレバーがない」
「ボタンがない」
「中央ディスプレイしかない」
「アクセルを離すと強く減速する」
など、初めてのことばかり。
それでも走り始めてしまえば、そこまで難しくありませんでした。
むしろ、
・アクセル操作がわかりやすい
・ブレーキ操作が少ない
・車内が静か
・操作系がシンプル
という特徴のおかげで、運転そのものには集中しやすい印象があります。
ただしModel Y Lは車体が大きいので、初心者としては狭い道や駐車場での車幅感覚にはかなり気を使いました。
個人的には、操作方法よりも「車体の大きさ」のほうが緊張しました。

「クルマ」より巨大なガジェットに近い
実際にModel Y Lを運転して感じたのは、従来のクルマとは思想そのものが違うということ。
普通のクルマを進化させて電気自動車にしたというより、
「巨大なスマートフォンにタイヤを付けた」
くらいの感覚があります。
物理ボタンを減らしてディスプレイへ集約し、ソフトウェアを中心にクルマを操作する。
だからApple製品やスマートホーム、ガジェットなどが好きな人にはかなり刺さると思います。
逆に、
「エアコンは物理ボタンで操作したい」
「シフトレバーは絶対に欲しい」
という人には、かなり好き嫌いが分かれそうです。
試乗前と試乗後で印象がかなり変わった
試乗前は、
「テスラって操作が特殊そう」
という印象が強くありました。
しかし実際に乗ってみると、その印象はかなり変わりました。
確かに最初は特殊です。
でも「複雑だから特殊」なのではなく、
従来のクルマにあったものを削っているから特殊に感じる。
というほうが近いと思います。
特にワンペダル的な運転はかなり印象的でした。
30分程度の試乗でも慣れてくると、
と思ったほどです。
「これ、普通のクルマに戻ったらブレーキ踏む回数多く感じそう……」
Model Y Lに実際に乗って感じた良かったところ・気になったところ
良かったところ
・新型のライトがカッコいい
・車内が非常にシンプル
・EVらしくかなり静か
・アクセル操作が自分の感覚に合っている
・街中ではブレーキを踏む回数がかなり少ない
・シフト操作も慣れると意外と簡単
・未来のクルマに乗っている感覚が強い
気になったところ
・車幅が大きく初心者には少し怖い
・ディスプレイ操作に慣れが必要
・シフトレバーがないので最初は戸惑う
・タッチ操作なので手が濡れているときなどの操作性が気になる
・物理ボタンが好きな人には合わない可能性がある
結論:免許取りたてでテスラに乗ったら「怖い」より「これ便利じゃん」が勝った
免許を取ったばかりでModel Y Lに試乗するということで、最初は結構緊張していました。
特に実車を見た瞬間は、
「デカいな……大丈夫かな?」
と思いました。
ところが実際に走り始めてみると、意外にもすぐ慣れました。
シフトレバーがないことも、中央ディスプレイ中心の操作も、最初こそ違和感があります。
でも一番驚いたのは、そうした特殊な操作が「難しい」とはあまり感じなかったこと。
そして何より、
静か。
アクセル操作が気持ちいい。
ブレーキをほとんど踏まなくていい。
この3つはかなり印象に残りました。
Model Y Lが自分にとってベストなクルマなのか、実際に所有した場合どうなのかはまた別の話。
車体サイズ、価格、充電環境、維持費など、購入するなら考えなければならないポイントはたくさんあります。
ただ今回の試乗で、
「テスラって実際どうなの?」
という疑問に対する印象はかなり変わりました。
写真やスペック表を見るだけでは分からないクルマです。
テスラが気になっているなら、一度実際に運転してみる価値はあると思います
ということで今回はここまでにしたいと思います。我々ワイユーどっとこむ。ではApple製品を中心にガジェットを楽しみながら学ぶことをコンセプトとして活動していて、YouTubeもやっているのでそちらもチェックお願いします!
それでは次回もレッツライド!!

