AirPods Pro 3レビュー:チップは同じH2なのに“体験は別次元”。初代→3ユーザー視点で本音レビュー
AirPods Pro(初代)からAirPods Pro 3へ乗り換え。結論、内部チップ(H2)は据え置きなのに、ノイズ・外音取り込み・睡眠での自動停止・ライブ翻訳・心拍モニタまで加わって、日常体験がまるっと進化。ここでは初代&Pro2ユーザーの悩みに刺さる形で、違いの“正体”を実測と仕様で解説します。
- H2チップ継続+アルゴリズム/センサー刷新
- ノイキャンは初代比で最大4倍(公称)
- 睡眠中に自動で再生停止(iOS 26)
- AirPodsだけで心拍測定(ワークアウト時)
- ライブ翻訳(対応条件と対象言語あり)
なぜ“チップ据え置き”で体感がここまで変わるのか?
AirPods Pro 3のヘッドフォンチップはH2。それでも体感が別次元なのは、マイク配置や通気構造、機械学習ベースのノイズ推定、センサー融合(加速度/スキン検知)とiOS 26側の最適化が効いているから。Appleはハード刷新ではなく、設計とソフトの熟成で進化を作ってきています。
ノイズキャンセリング&外音取り込み:静寂の質がアップ
電車・カフェ・屋外で試すと、高音域のザワつきや空調の低周波がよりきれいに抑えられ、初代からの乗り換えでは衝撃レベル。外音取り込みは定位が自然で、会話の聞こえ方が“素の耳”に近い。Apple公称では初代比で最大4倍のANC、Pro2比でも2倍と体感的に一段洗練されています。

睡眠中に“自動で再生が止まる”――寝落ち派の神機能
iOS 26以降、AirPods Pro 3(Pro2/AirPods4も対応)は「眠ったら自動停止」が選べます。心拍の変化や動きの停止などを総合し、寝落ちを検知して再生を止めてくれるので、バッテリー無駄消費や翌朝の耳の疲れを防げます。
- 耳に装着 → 設定 → 自分のAirPodsを選択 → 「眠りについたらメディアを一時停止」をON
- ASMR/自然音は15〜30分の再生にして併用すると快適
ライブ翻訳:対応デバイスと言語は必ずチェック

AirPods側の操作(両耳のステム長押し or Siri)や、iPhoneのコントロールセンターから起動可能。iPhone 15 Pro以降+iOS 26+Apple Intelligenceが前提で、対応言語は段階提供(英語/仏/独/葡(ブラジル)/西(スペイン)→年内に日/中/韓/伊が追加予定)。騒がしい場所ではiPhoneのマイクも併用すると精度が上がります。
ワークアウトの心拍モニタ:耳だけで“軽装トラッキング”
Pro 3にはフォトプレチスモグラフィ(PPG)方式の心拍センサーが内蔵。50種類以上のワークアウトで心拍と消費カロリーを記録でき、Apple Watch非着用時の“軽装”ランやウォークに相性抜群。Fitnessアプリや対応サードパーティへも連携できます。

バッテリー比較(初代/Pro2/Pro3)
モデル | イヤホン単体(公称) | ケース込み(公称) | 注記 |
---|---|---|---|
AirPods Pro(初代) | 約4.5時間 | 24時間超 | ANC/外音OFFで最長 |
AirPods Pro(第2世代) | 約6時間 | 約30時間 | MagSafe/USB-Cケース |
AirPods Pro(第3世代) | 最大8時間(ANC ON) | 最大24時間(ANC ON) | HR計測中は最大6.5時間 |
Pro 3はイヤホン単体の伸びが大きい一方、ケース合計時間はPro2の30h → 24hに(ANC ON基準)。長距離移動や就寝再生では“単体8h”の恩恵が効きます。
その他:装着・耐候・細かな進化
- イヤーチップ5サイズ(XXS/XS/S/M/L)=小耳〜大きめ耳までフィットを最適化
- IP57の防塵・耐水(ケース含む)
- カメラリモート(ステム操作でシャッター)など細かな使い勝手も強化
Pro2ユーザーは買い替えるべき? 結論をシンプルに
重視ポイント | 判断 | 理由 |
---|---|---|
睡眠の自動停止/翻訳/心拍 | 買い替え推奨 | Pro2非対応の“生活アップデート”が効く |
音質/ANCだけ | Pro2継続でもOK | Pro2も依然ハイレベル(体感差は状況依存) |
バッテリー | 用途で分岐 | 単体8hはPro3優位/合計時間はPro2が長い |
まとめ:ハード刷新より“生活体験”の進化が大きい
H2チップは同じでも、睡眠・翻訳・心拍・装着・耐候に効く進化で“日常が確実にラク”になるのがPro 3の価値。初代からは完全に別物、Pro2からも「日常をアップデートしたい人」には十分な買い替え理由になります。
よくある質問(FAQ)
Q. 日本語のライブ翻訳は使える?
現時点は英語/フランス語/ドイツ語/ポルトガル語(ブラジル)/スペイン語(スペイン)。年内に日本語など追加予定。対応はiPhone 15 Pro以降+iOS 26+Apple Intelligence+最新AirPodsファーム。
Q. “睡眠で自動停止”の切り替え場所は?
設定→自分のAirPods名→「Fall Asleepでメディアを一時停止」をオン。最新のiOSとAirPodsファームに更新を。
Q. Pro 2から買い替える価値はある?
睡眠自動停止・ライブ翻訳・心拍センサーなど生活機能を使うなら買い替え推奨。音質/ANCだけ重視ならPro 2でも満足度は高い。

ということで今回はここまでにしたいと思います。我々ワイユーどっとこむ。ではApple製品を中心にガジェットを楽しみながら学ぶことをコンセプトとして活動していて、YouTubeもやっているのでそちらもチェックお願いします!
それでは次回もレッツライド!!
