こんにちは、ワイユーどっとこむ。のゆうきです!
パナソニックの子会社、シフトオール(Shiftall)が2022年1月4日インターネット上の仮想空間のメタバース向けのデバイスを3つ発表したことが明らかになりました。
メタバースとは仮想空間による経済活動などを目的にした新たな現実を目指す世界を言うみたいです。これらの最近の代表だとFacebookがMetaに名前を変更したりしてVRのOculusなどに力を入れていたりします。また最近では、PlayStation VR2などの正式発表などあり、AppleからもVRグラスのようなものも開発されている噂もあり、中々勢いがあります。
今回発表された物は3つ、MeganeX(VRグラス)とmutalk(Bluetoothマイク)とPebbleFeel(デバイスと連動する冷温デバイス)です。
MeganeX(メガヌーエックス)
スペック
5.2K(解像度)/10bit/HDRのディスプレイを搭載した超軽量の6DoF(頭だけではなく体の動きも感知する他にも3DoFなどもあるが数字が多い方が自由度がある)対応VRヘッドセット。
外観はメガネ型でスピーカーを内蔵しております。また折りたたみフレームなため、持ち運びも想定していますね。
ディスプレイ:米Kopin社と協業し、Lightning®マイクロOLEDディスプレイ( 1.3inch Micro OLED 5.2K(2,560×2,560 x2) , 10bit HDR / 120Hz)と、Pancake®レンズを搭載しているそうです。
プロセッサ:QualcommのSnapdragon XR1(VRやMR専用のSoC)
年間で2000時間以上(2ヶ月ほど)も使う人を想定しているようで、快適な仮想空間な環境を提供していると言っているので筆者自身も中々興味が湧きます。
トラッキング方式:インサイドアウト方式(カメラなどで位置を測定する)での6DoFヘッドトラッキング
接続方式:DisplayPort Alternate Mode on USB-C または DisplayPort + USB2.0
※付属のインターフェース変換BOXを利用した場合
重量:約250g*ケーブル部は除く
値段予定価格:10万円未満
発売予定日:2022年の春
mutalk(ミュートーク)
スペック
自分の声を周りに聞こえにくくするアイテムで、音漏れ防止機能付きのBluetoothマイクだそうです。メタバースやオンラインゲームはボイスチャットを使います。また、ゲームなどではしゃぐことも想定しているようで騒音クレームにつながらないようにするには必須アイテムですね!これで歌の練習したらどうなるんですかね。
これらはビジネス用途やオフィスやカフェなどのオープンスペースでの電話会議を想定しているために周りに迷惑をかけたり、内容を聞かれてしまうことがありません。
筆者自信がふと思ったのですが、AirPodsやBOSEのイヤホンやヘッドホンについているノイズキャンセリング機能の逆版なのかなと思いました。
対応OS:Windows/macOS/iOS/iPadOS/Android
充電方式: USB Type-C
動作時間 : 10時間連続利用可能
通信方式 : Bluetooth® v4.2 BR/EDR(HSP, HFP1.7)
値段予定価格:2万円前後
発売予定日:2022年夏
PebbleFeel(ぺブルフィール)
スペック
小石(Pebble)のような手のひらサイズのデバイスに高性能ペルチェ素子を搭載した、人体を温めたり、冷やしたりすることができるパーソナル・エアコンだそうで、ヒート&クールプレート部温度 : 最低9°C/最大42°(25度の環境において)、専用シャツと組み合わせることで人体との接触部分(首元)を瞬時に冷却・加熱することができます。VRChatのようなメタバース空間において、寒さ・暑さを体験することが可能となります。既存のシェーダーを用いることで、誰もがかんたんに体感温度を指定したワールドを作成することができる仕組みも併せて提供します。もちろん、メタバース目的だけでなく、暑い日に涼んだり、寒い日に温まるための道具としてご利用いただくことも可能みたいなので、寒い冬や暑い夏にはコンパクトなクーラーみたいに使えるなら実用性も高そうですね。
動作時間 : 冷却モード「中」の場合: 約15時間、加熱モード「中」の場合: 約25時間
※10,000mAhのモバイルバッテリー使用の場合
使用推奨温度:(動作環境) : 5 °C〜 40 °C
対応OS: Windows(SteamVR)/iOS/iPadOS/Android
通信方式:Bluetooth® v5.0 Low Energy
重量:約60g
値段予定価格:2万円前後
発売予定日2022年春:
まとめ
今回発表された物は3つでMeganeX(VRグラス)とmutalk(Bluetoothマイク)とPebbleFeel(デバイスと連動する冷温デバイス)でした。日本の会社からデザインや機能面が良さそうなメタバース用のアイテムが出て嬉しいですね!スマホ業界だと日本企業は調子が良くないみたいなのでメタバースで逆転劇が起こればメタバースも日本のガジェット業界が熱くなりそうだと感じました!
動画も上げているので是非チェックしてみてください!
Source:https://ja.shiftall.net/news/20220104
Via:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF277Q70X21C21A2000000/